2017年01月23日

在籍している学部によって大きな差はない

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薬学部などに通っている学生の中で、就職する際に選択肢として入れているのが医薬品メーカーなどのMRです。医薬品関連の情報提供を中心に行う仕事ですが、決して薬学部や理系の学部に在籍している学生だけが希望している訳ではありません。

■大量募集するので安心して応募可能

医薬品メーカーなどによりますが、多く募っている職種なのがMRです。就職サイトなどをチェックすると、常に募集をかけているのも分かります。人数を多く募集していることも多く、場合によっては100人以上一気に採用することもあります。

応募する人も少なくありませんが、全く関係のない学部から希望できるか不安に感じている人も少なくありません。単に研究開発関連だと専門的な知識を問われるので、自然と難易度も上がっていきます。しかし大量に募集をかけているので、採用できる確率は高くなります。

仕事を行う中で医学もしくは薬学に対する知識は必要ですが、文系出身でも入社をしてから学ぶことは可能です。

■育成コストを考えながら企業は採用する

研究開発を担当する職種へ希望を出す場合、募集要項を確認すると大半が理系修士以上が条件となっています。理由として専門的な知識や技術を問うため、生半可な状態だと企業もイメージダウンする恐れがあります。しかしMRだと医療関連の情報提供が中心となりますので、文系でも学士からでも応募することは可能です。

基本的に文系理系を一切問わないで企業は募集しているので、探す時には苦労しないでしょう。しかし面接などの採用試験を行う時には、その人の将来をチェックしていきます。

仕事を通じて経営活動において活用できるか把握するとともに、育成する上でコストがかかるかどうかも判断します。専門知識をつけたり、ビジネスマナーにおけるコストが代表的ですが、それが企業の範囲内と判断されれば採用される確率もアップします。

■検討する職種としては障壁は低い

製薬会社などの医薬品関連のメーカーへ就職したい時には、実際のところ大量募集をかけています。学部を問わず入社後に研修などを行うことによって、長く仕事を行うことができます。大量募集のため障壁が低い職種といえますが、様々な研修を行うので、時間をかけて医薬品関連の知識などを学ぶことになります。

入社前のスキルは基本的に問われませんので、面接などではコミュニケーション能力や目標などを伝えていくようにしましょう。企業の目標と合致していれば、基本的に採用する確率は非常に高いです。

利益を生みながら成長できる人材を探しているので、職種で不安を感じずに応募するといいでしょう。